二年半ぶりのヒヨドリの来訪で庭が賑やかになってそれに伴って鳥の糞も大量に増えました。
毎朝、それをかき集めて掃除をしていたのですが ある時からほとんど見当たらなくなっていきました。水場の周囲も綺麗です。
時折、メジロが水浴びをする姿を見かけていましたが、その小鳥たちも静かです。
南天の実も食べつくして、侘助の花もそろそろお仕舞に近づいているからだろうかと考えていました。
時折、通路にお隣のキンカンの実が落ちています。これは、銜えていてうっかり口を開けてしまったのかしら?などと想像してクスっと笑っていました。
週末、ポカポカとお日様が気持ちいい昼下がりに塀から庭にドサッと大きなものが降りてきました。
それは、鉢植えの中に頭を突っ込んでぐしゃぐしゃやっています。
枯葉をたくさんまとっているような色をしたお世辞にも可愛いと言えない渋い面構えの猫でした。大きな体格ではありますがお腹のあたりは、そんなに膨らんでいないので野良猫に見えました。
私が見ているのも気づかずにノッシノッシと歩き回って なんといろんな障害物に頓着せずに 鳥の水飲み場にたどりついてゆうゆうと水を飲んでいました。
えーー!?
汚くないの!?病気にならないの?
とっさに脳裏に浮かんだ疑問があまりに素朴で、自分でも笑ってしまった。
もしや、鳥たちが激減したのは、この猫のせいなのだろうか?
猫がパトロールを終えて去ったあと私はすぐに位置を変えた。
花かごスタンドで高い位置に水を置いた。
数日後ーヒヨドリが戻ってきた。
私は、実は鳥のあの嘴が嫌いなのだけれど・・