2026-01-01から1年間の記事一覧
一年ぶりに、父と母のいるふるさとへ向かった。 シニアマンションの父の部屋の壁には、私が来る日のメモが貼ってあった。 昔、通訳をしていただけあって英語まじりの日本語で、時間だけがどうにも曖昧になっていて、思わず笑ってしまった。 毎日「行く日」を…
息子のために十和田湖へ行ってきました。私が最後に訪れたのは、18年前です。若い頃(最低でも年に一回は訪れた)は、奥入瀬渓流でずいぶん感動や感激があったものです。そんな記憶を手繰り寄せて眺めた先は・・・少し違って見えた。生憎の小雨と湿気の渓流…
→の入口から部屋を覗くと目の前いっぱいにピンク色が広がった。思わず後ずさる。どうやら象の巨大な頭部らしい。作品名「the Elephant in the RoomXL」どうして象なの?これはトンチなの?いろんな思いが脳裏をぐるぐる回った。渡された説明書でもない?パン…
90歳を過ぎた父母の様子を見に帰省したのだが・・どうしても外せない場所が『十和田市現代美術館』でした。こちらは4回目の訪問です。 ここの展示は、作品ごとに独立したお部屋があります。 中庭を見ながら次へ向かう廊下を歩いていると私は、いつも昔々の中…
どれどれ・・毎朝、覗く『小玉スイカ』 まだまだ・・・?もっと大きくなぁれ甘くなぁれ
カール・ヴァルザースイスの画家で日本初の回顧展 118年前の日本訪問時の作品が展示されると知り、 その一点に惹かれて出かけてまいりました。 会場では、ついその作品群に時間を割いてしまいました。期待以上で、ずいぶん長く立ち止まって眺めていたように…
「小玉スイカができたらあげるね」ってお隣の方がおっしゃったので時々のぞき見をしています。決してスイカが食べたいからではありません。鉢植えでしかも上に上に伸びて小玉スイカがぶらさがるって伺ったのでそれが見たくて 「どれどれどうなった?」って毎…
昨年の暮れも押し迫った頃のこと。 取引先の社員の方から、突然「健康診断の結果を見てほしい」と言われました。 思わず「ウッ」と言葉に詰まり、次に「?」と首をかしげました。 健康診断には医師の説明があるはずなのに、どうして私に……と。 けれど、すぐ…
今朝は、濡れるか濡れないか――そんな微妙な雨のせいで、いつものインターバル速歩ができなかった。 それでも、ラジオ体操第一と首の体操は滞りなく済ませた。 昼間、雨が止んだら「3分、3分……合計24分だけでも歩こう」と決めていたので、仕事の合間を見て外…
しとしと降る雨の夜は、とても良く眠れます。今朝、雨戸を開けたとき、視界に黒い物体が入りました。画像だと近くに見えるのですが それは遠い場所でお隣のベランダ下で庇の上です。帽子かしら?黒いゴミ袋かしら?なんだろう?気になっていたので・・だいぶ…
アンドリュー・ワイエスは、1917年にペンシルベニア州チャッズフォードで生まれ、2009年も同地で亡くなった、アメリカ生まれアメリカ育ちの画家である。その作風は写実的でありながら、どこか叙情的だ。私が惹かれるのは、そこに漂う「気配」と、作為的では…
毎朝、インターバル速歩で通る道がある。 片側には柿の木がずらりと並び、その側を歩くたび、なぜだか熊を連想してしまう。 「こんなところでバッタリ出くわすなんて、ないよね」「大丈夫!大丈夫!」 実は私は、熊に三度ほど出会ったことがある。 すべて北…
イラン映画『シンプルアクシデント/偶然』を観てきた。 とても興味があった。 観ながらずっと頭に浮かんでいたのは、 帚木蓬生の『ネガティブ・ケイパビリティ』の一節だった。 「人間は、わからない状態に耐える力を持てるか」 シンプル・アクシデントのあ…
最近、都内の美術館は、日本画や屏風、浮世絵、琳派など──日本美術の展示が前よりずっと目立つ気がします。 海外のお客さんを意識しているのかな、とも思うし、海外から作品を借りるのはコストがかかるからなのかなって思ったり・・ でも、それだけじゃない“…
『こんなことで死にたくなかった』 これが最期ですか? ずいぶん前、書店でゲラゲラ笑いながら読んでいた本があります。 本来は笑う本ではないのだけれど、そのときの私は完全に“他人事”として読んでいました。 なぜか数冊の本の間に挟んで購入し、椅子に座…
あそこはどこだったのだろう。空っ風が吹きすさぶ外階段の上、幼い私は誰かを待ちながら座っていた。 おかっぱ頭の髪の毛は、涙と鼻水でぐしゃぐしゃになった顔に張り付いていた。四歳のとき、母は突然いなくなった。 父は私を連れてしばらく仕事に出ていた…
先日、文京区本駒込にある 東洋文庫ミュージアム を訪れました。 日本で最も古い東洋学の研究図書館を母体とし、国宝や重要文化財を含む膨大な蔵書を展示するミュージアムです。 現在はリニューアルオープン後の企画展「ニッポン再発見 ― 異邦人のまなざし」…
都下の桜は見ごろを迎えたというのに、 時折吹く強い風と花時雨が、まるで意地悪をしているようです。 ソメイヨシノは年々老いが目立ち、 かつて一面を染めていたあの華やかさを思うと、 胸の奥にかすかな寂しさが残ります。 数年前から植え替えられている若…
数か月前からとても楽しみにしていた能です。『春の能』浅はかだから?春だ!桜だと浮き立つ気持ちがまずあって、だんだんその日が近づくと何を着ていこうかとソワソワしはじめた。えんじ色のさめ小紋の一つ紋に桜の名古屋帯でしょうと帯揚げ帯締めまで合わ…
東京都美術館開館100周年記念スウェーデン絵画 北欧の光、日常のかがやき モネの絵は、光が動かずスウェーデン絵画は光が動く唐突にそんなことを思ったものだから スウェーデン絵画を実際にこの目で見たくてたまらなくなりました。さすが平日は、もう休みを…
アーティゾン美術館 入場券が学生が無料という粋な計らいなので混むんだろうなってぐずぐずしているうちに3月になってしまった。ネットの予約で土日は、ほとんど夕方だった。迷うことなく平日に仕事を休んでいそいそ出かけた。モネ没後100年オルセー美術館が…
昨年秋より雨が少ない日々だった。庭木は、生気がなく 川も水が充分ではないようだ。何故か水鳥が皆ゴミに見えた。 そんな折、やっと雨が降ったもののまだまだ足りない。もしかして・・・今年の河津桜の花の小さいのは、暑い夏と少雨に痛めつけられたからか…
子どもの頃から、私はずっと人形が大好きでした。 特に思い出深いのは、アメリカ製のビニール人形。 どこかバタ臭いお顔に、縮れ毛の植毛ヘア。手足はよく取れてしまって、気づけばバラバラに…。 (たぶん、興味本位で私が引っこ抜いたせいかもしれません) …
午前中のおやつは、コーヒーとバナナが日課になっている。 買ってきたバナナは、一本ずつキッチンペーパーに包み、ラップでくるんで保存するのがいつもの習慣だ。 ただ、最後のほうになると皮が黒ずんでくることがある。中身は問題ないので、そこは気にせず…
二年半ぶりのヒヨドリの来訪で庭が賑やかになってそれに伴って鳥の糞も大量に増えました。毎朝、それをかき集めて掃除をしていたのですが ある時からほとんど見当たらなくなっていきました。水場の周囲も綺麗です。時折、メジロが水浴びをする姿を見かけてい…
久しぶりに青梅の梅郷の方へふらりと出かけた。 春の気配を探しながら歩いていて『吉川英治記念館』に立ち寄ったところで、思わぬ違和感にぶつかってしまった。 ナニコレ?って思ってしまった。帰宅してからじっくり考えたのだけれど おそらく何かのゲームと…
先週の月曜日、朝から Outlook の様子がどうもおかしかった。 フリーズは当たり前、消したはずのメールがまた現れる。 しまいには起動すらしなくなり、送受信も不安定で、もう“用を足さない”状態にまで落ち込んでしまった。 再起動しても直らない。 何度やっ…
丸の内仲町通りのアートを眺めて思った。あれっ?ちょっと違うな?普通のストリートでは見られない美術館級の作品が距離をとって整然と並んでいるので 初めて目にしたとき驚いた。 ふりかえって なんて贅沢で静かな通りなのだろうって思う。
✦ たたかう仏像、なぜかまた静嘉堂文庫美術館へ (2026年1月2日〜3月22日) 静嘉堂文庫美術館で開催中の「たたかう仏像」展へ行ってきました。 会期は 2026年1月2日から3月22日まで。前期と後期で展示替えがあり、何度訪れても新しい発見がありそうな展覧会…
前々からの計画どおり、1月3日にツタンカーメン・ミュージアムへ行ってきました。 今回いちばん惹かれたのは、「エジプトの死生観」という言葉。 そして、精細な3Dスキャンによる壁画の再現という“体験型”の触れ込みに、ついふらふらと足が向いてしまったの…